市販の本で勉強しても大丈夫？

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英語のテキスト関係は一般の本屋でも
今はかなり充実しています。

わざわざ英会話教材を買わなくても
市販の本を購入して一生懸命勉強すれば
実力はついていくのでは？

と思うこともあると思います。
確かに無料のインターネット上の情報を拾ってくるよりは
効率がいいでしょう。
無料のものと違って１冊の本になっていれば
きちんと体系立てて勉強することはできると
思います。

市販されている本の問題となるところが
リスニングです。リーディングに関しては
本屋で買うことができるもので十分だと思いますし
レベル別にもボリューム的にも十分なものが
あると思います。

ただ、リスニングに関しては
あまりにも発音がきれいすぎる、ゆっくりすぎるものが
多すぎるという問題があります。

本で販売する付属ＣＤに入れる音声ですから適当な
ものを入れるわけにはいかないということで
きちんとしたナレーターが録音しているものに
なるからだと思います。

教育用としては一見、きちんとしているように見えますが
実際の英語はそんなにきれいでゆっくりではありません。

教科書的な英語は話してくれませんし、人によって
発音の仕方にかなりクセがあり、ナレーターの方は
極めてわかりやすい音声で話しすぎなのです。

実際に話す英語との乖離があり、本当にこれを
繰り返し聞いて、実際の英語が聞き取れるのか疑問があります。

もっと日常会話やビジネス会話がぐちゃぐちゃに入っている方が
リアリティがあるのに、と思うのですが、なかなかそういう本は
発売されないようです。